煙が出ない加熱式タバコのiQOS。VAPEと何が違うの?どっちがオススメ?

今やタバコの代替として普及してきた加熱式タバコや電子タバコ。
VAPEではないものだと代表的なものではiQOSやJTのploomなどがありますね。
臭いや害が少ないとは聞きますが、実際の健康被害はどのようなものなのでしょうか?


iQOSとは

出典: www.rsi.ch

iQOS(アイコス)とはフィリップモリスから発売されている加熱式タバコです。
実際のたばこ葉を使用し、火をつけて燃やさずに加熱することで煙を出さず、臭いも少なく、灰が出ることもありません。

一般的に電子タバコとよばれるものは専用のリキッドと呼ばれる液体を水蒸気にして味わいますが、このiQOSは加熱式タバコとして定義されており、財務省からはたばこ葉を使用するためパイプたばことして分類されています。

たばこの味がしっかりするiQOS

出典: be-homa.com

実際のたばこ葉を加熱して蒸気を発生させているため、しっかりたばこの味がするのも特徴。
紙巻タバコを燃やして味わうとタバコの味だけでなく焦げの味も一緒にしてしまいます。
これが純粋にたばこ葉の味になるため、紙巻たばこから移行した人は最初に違和感を感じることもありますが、数日経過後にiQOSではなく紙巻たばこを吸おうとすると、焦げが不味く感じるといったこともよくあるようです。

有害物質は紙巻たばこと比較して9割カット

iQOSには紙巻たばこと同程度のニコチンが含まれているものの、タールなどの有害物質は紙巻たばこと比較して9割もカットされています。
普通のたばこの味わいと変わらないのに有害物質が少なく、副流煙の心配も少ないということで注目を集めています。

VAPEとどっちがいいの?

出典: at-vape.com

VAPEはiQOSとは異なり、そもそもタバコではありません。
たばこ葉は一切使われることがなく、食用グレードの香料で作られたリキッドと呼ばれる液体を水蒸気にして味わうのがVAPEです。
つまり、VAPEには有害物質であるタールやニコチンが含まれることはありません。
タバコによる健康被害を意識するのであれば、iQOSよりVAPEの方がオススメです。

VAPEのリキッドには沢山のフレーバーがあります

本物のたばこ葉を使用するiQOSなどは、たばこの味が大好きな人には替えが効きにくいものかもしれません。
実はVAPEにもたばこ味を再現したリキッドは多数存在し、そのどれもが有害物質が含まれていない再現ジュースだから驚きです!
フルーツ系やデザート系の甘いフレーバーから、メンソールがしっかりきいて喉に吸いごたえを感じるフレーバーまで沢山揃っているのがVAPEの魅力です。

本物のたばこならiQOS。害なく沢山の味を楽しむならVAPE。

出典: mitspa.it

「iQOSはたばこですか?」という質問にはYes、「VAPEはたばこですか?」という質問にはNoと答えるのがわかりやすいです。
公衆の場での喫煙所は年々減少していますが、これは海外諸国でも同じこと。
しかし、NO SMOKINGとありならがVAPING OKと表示されている場所が沢山出始めているのをご存知でしょうか。
日本国内ではVAPEは電子タバコの一種として紙巻たばこと同じカテゴリで考えられることもありますが、実際は全くの別物なんです。

たばこを吸いたいけれど少しでも臭いや害を抑えたいという人は本物のたばこ葉を使用したiQOS。
健康被害がなくカジュアルに様々なフレーバーを楽しみたいならVAPE。
こう見るとVAPEの方が優位にも見えますが、たばこ葉を使用していないということは禁煙補助としては効力が薄いということもあります。
今現在たばこを吸っていて禁煙に持って行きたいという人にとってiQOSは最初の一歩を踏み出させてくれる良い製品なのかもしれませんね。